個々の原子や分子を直接観察することで微小なナノスケールの世界を理解し、新しい機能性材料を開発することを目指しています。特に液中で原子分解能を有する原子間力顕微鏡(Atomic force microscopy : AFM)を駆使して、無機結晶の原子スケール表面構造や有機分子の配向・配列、高分子の1本鎖を直接観察する方法を開発しています。また固液界面のナノ空間で3次元分子構造体を精密に設計・構築する方法論の検討も進めています。これらが実現できれば、エネルギー物質など有用な分子の効率的生産・貯蔵や汚染物質の分離・検出など様々な社会問題の解決に貢献できると考えています。

News

2020/09/10 第81回応用物理学会秋季学術講演会(オンライン開催)でM1田中が口頭発表を行いました。

2020/08/28 日本分析化学会中部支部北陸地区講演会(オンライン開催)で淺川雅が招待講演を行いました。

2020/07/13 ブルッカイト型TiO2表面の光応答性構造のFM-AFM観察とDFT-MD計算の成果がJ. Phys. Chem. Cに掲載されました。(外部リンク)

2020/07/01 森本将行博士がナノマテリアル研究所の特任助教として着任しました。

2020/03/18 テトラポッド型有機分子がグラファイト表面に形成するキラル単分子層のFM-AFM計測に関する論文がJ. Phys. Chem. Cに掲載されました。(外部リンク)

2020/01/29 高分子学会北陸支部若手会でM2高野がポスター賞を受賞しました。

2020/01/29 高分子学会北陸支部若手会(金沢市)でM2高野がポスター発表

2020/01/23-24 1st WPI NanoLSI-iCeMS Joint Symposium on Nanoimaging and Advanced Materials for Life Science(Kyoto)で淺川雅が口頭発表

2020/01/16 The 1st International Conference on Big Data and Machine Learning in Microscopy (Kanazawa, Japan)で淺川雅がポスター発表

2020/01月号 日本化学会の機関誌「化学と工業」分子を見る最前線:測定手法の革新と"新"化学の発見で淺川雅が執筆した液中AFMの記事が掲載されました。

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研究室の特徴

液中で原子・分子を直接観察することのできる原子間力顕微鏡に関する研究を進めています。原子間力顕微鏡に関して化学の講義で学ぶ機会は少ないと思います。特に事前の知識は必要ありませんので、新しいことに抵抗なくチャレンジできる積極的なメンバーと研究活動を行いたいと考えています。自作装置を使いこなすためには多少の時間が必要ですが、教員や先輩が丁寧に指導します。粘り強く取り組んでくれれば自分で顕微鏡を操作しながら、目では直接観ることのできない原子や分子の世界を覗くことができるようになります。顕微鏡技術に加えて、機能性分子の有機合成やその機器分析による構造同定、分光測定や電気化学測定・力学測定など幅広い研究課題にも取り組んでいます。化学に加えて、顕微鏡などの計測装置に関する幅広い経験ができるという特徴をもった研究グループです。

© 2020 淺川雅研究室